北海道車中泊の旅11日目 天気が読めない知床を退散し、さいはての地 根室へ

2024年7月13日土曜日
・走行距離:162.3km 
 羅臼温泉野営場 ~ 望郷の岬公園 駐車場

・使ったお金:1,102円
 ~内訳~
 食費 1,102円(羅臼昆布ラーメン 900円、ソフトクリーム 202円)
 ガソリン 0円(0L )
 観光費 0円
 その他 0円
 風呂 0円
 お土産 0円

同じ場所で車中泊していたおじさんの車のバッテリーが上がってしまったらしく、

その車の持ち主ではない別のおじさんがいろんな人にジャンプスターターのケーブル持っていないか聞きまわっていた。

ただ私には聞いてこなかった。

見るからに持っていないって感じなんだろうな。

まぁ、正解だけど。

目次

濃霧に阻まれて泣く泣く知床退散

今日はこの羅臼温泉野営場のすぐ隣の知床羅臼ビジネスセンターに行くので、

開館時間の9時までおじさんたちのバッテリーのやり取りを眺めながらぼーっとしていた。

時間になり出発。

ビジネスセンターには、間欠泉があり熱湯が噴出するのを見たり、シアターで知床自然公園についての映像をみたりした。

間欠泉はしょぼかったな。

しょぼかったし、一瞬で終わっちゃったし。

しょぼい間欠泉

でも、館内は素晴らしく動物のはく製やシャチの骨格標本とかあってすごい見ごたえがあった。

シアターも知床自然公園に住む動物や環境などを学べおもしろく勉強になった。

いろいろ見てたら1時間半近く滞在してた。

これで無料は有難い。

次は道の駅知床・らうすへ。

ここは駐車場がせまくて何とか停められたって感じ。

道の駅の中にある知床食堂で昆布ラーメンを食べた。

昆布ラーメン

せっかくだから海鮮丼とか食べたかったんだけど、どうも胃の調子というか食欲がわかない。

昆布ラーメンは昆布のだしがしっかりでていてあっさりしているけどコクがあって美味しかった。

ラーメンを食べた後、日本最北東突端地に行こうかなと思っていた矢先にまた昨日ひどい目にあわされた霧が立ち込めてきて、早々とあきらめた。

残念だけど知床はこれで終わりで、根室方面に向かうことにした。

知床はまた来たいな。

その時はしっかり調べて予定を組んでリベンジしたいと思う。

さいはての地 納沙布岬で旅情気分に浸る

知床を後にしてから納沙布岬までトイレ休憩のみで走り続けた。

どの場所でも北方領土返還についての掲示がいろいろなところにあり違和感を感じた。

私は函館に住んでいるけど、北方領土問題に触れることなんてほとんどない。

でも、こっちは北方領土返還を望む声があり、それが身近な問題としてあることに、

同じ北海道でも随分と違うもんだなと考えさせられた。

根室方面と北方領土ってすごく近くにあることも知らなかったな。

地図見ると国後島なんて明らかに日本の領土じゃないとおかしいくらいの位置にあるし。

歴史的にいろいろあったとはいえ、すぐ見えるところにあるのに、返還がいまだに叶わないつらさもわかる気がしてきた。

やっと、納沙布岬に着いたけど駐車場がいっぱいで、

今日車中泊する予定の望郷の岬公園 駐車場に車をとめ、納沙布岬周辺を散策することにした。

あいにく、曇り空で北方領土は見えなかったけど、海も綺麗で、さいはての地の寂しい雰囲気も心にぐっときた。

納沙布岬

日本の最東端の地に位置する納沙布岬灯台も風情があっていい。

納沙布岬灯台

周りは海で他に建物がないところに錆びついた白い灯台がポツンとあるのがさいはての寂しい感じがして旅情気分をそそるんだよな。

北海道灯台発祥の地でもあるんだね。

納沙布岬灯台と海

国後島が曇っていて見えなくて残念。

もし見えたらどんな感じなんだろう。

次は、北方館と望郷の家へ。

そこで、最東端証明書をもらった。

最東端証明書

確か宗谷岬でも最北端証明書もらえるのを見た気がするけど、その時は素通りしちゃったんだよな。

ここは資料館みたいになっていて、戦前の人たちの暮らしぶりや北方領土の歴史的資料が展示がされていて面白かった。

無料で有難いよ。

駐車場では車中泊もできるし、トイレも綺麗だし素晴らしいな。

ただ、トイレに入るとロッキーのテーマソングみたいなノリノリの曲が流れるのが謎だけど…。

夕方トイレで大音量の音楽流れる中、歯を磨いて車に戻ろうとしたら、鹿の群れがいた。

鹿の群れ

初めて、間近で見れて感動。

日が暮れると出てくるのかな。

お尻がみんな白いハート形でかわいい。

今日、広い駐車場に車中泊する人が3組ほどしかいない。

あんなに大勢いた観光客もいなくなり、地平線に太陽が沈みかけていて暗くなってきた。

このさいはての寂しい感じが雰囲気があっていいな。

旅しているって感じがする。

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