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天童荒太『昭和(レトロ)探偵物語 平和村殺人事件』感想|重厚作を期待すると戸惑う一冊
天童荒太といえば、『永遠の仔』や『悼む人』に代表される、重厚な人間ドラマを思い浮かべる人が多いだろう。人間の深淵、逃れられない宿命、痛み、そして魂の救済。そうした重いテーマを、身を削るような熱量で描き切る作家であり、読むたびに強く引き込... -
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あの壁は、私の中にもあった。村上春樹『街とその不確かな壁』を読んで
この小説を読む前の私は、特に強い目的を持って生きていたわけじゃなかった。毎日はそれなりに過ぎていくし、大きな不満もない。ただ、どこかで深呼吸を忘れたまま生活してるような、そんな感じだった。 未来について考えるときも、楽しみより“嫌な可能性”...
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